西国三十三所観音霊場第八番
真言宗豊山派総本山
長谷寺起源と伽藍(がらん)
長谷寺は、山号を豊山(ぶさん)と号し、六八六年道明上人(どうみょうしょうにん)が天武天皇のために「銅板法華説相図」を初瀬山西の岡に安置したことに始まりました。
西国三十三所観音霊場として観音信仰にあつく、長谷寺はその根本道場とも呼ばれるゆえんであり、長谷詣、長谷信仰は全国に広がりました。
また、四季を通じて「花の御寺(みでら)」として多くの人々の信仰をあつめています。
「春のぼたん」を楽しみに訪寺しました。花のピークは難しく気象によって時期が左右されますが、真っ盛りではありませんでしたが楽しむことができました。
長谷寺の「登廊(のぼりろう)」はほかにはない味わいがあります。年始には内舞台と本堂でのすべての僧侶による「本尊開帳法要」は荘厳なものです。三が日の入山料は無料だったと思います。年始は神社への御祈願が一般的ですが、長谷寺も冬牡丹の傘を見ながら祈願するのも良いものです。
記:桃太郎
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