あべのハルカス(Abeno Harukas)は、大阪府大阪市阿倍野区にある高さ300mの日本一高いビルです。先進的な都市機能を集積した立体都市となっています。外観デザインは、超高層建築物のアメリカの建築家シーザー・ペリが監修しました。ハルカスは2014年3月7日に開業しました。
「ハルカス」という名称は古語の「晴るかす」に由来しており、平安時代に書かれた「伊勢物語」の、「いかで物ごしに対面して、おぼつかなく思ひつめたること、すこしはるかさん」という一節に「人の心を晴れ晴れとさせる」という意味があり、ビルの上層階から晴れやかな景色を見渡して爽快感を味わえることや、多彩で充実した施設で来訪者に心地よさを感じてもらいたい、という思いが込められているとのことです。
日本一高いビルとなれば一度は上がってみたいのが人の心理かなぁと思います。スカイツリーも同じで観光場所として大勢の人が訪れます。やっぱり300m展望台へ到着するまでが最もワクワクします。高速エレベーターはロケットで宇宙へ飛ぶ気分(かなり大げさ!)。
展望台に到着すると以外に冷静で高いけどそれほど感激はありませんでした。タワーマンションが低く見えるのに! 大阪だけではなく、奈良や京都、神戸、淡路島まで見えるのに! 残念ながら遠くは霞がかかったようではっきり見えませんでした。(このところ天気が良くなかったからかなぁ~!)
でも、880万人が暮らす大阪すべてが見渡せたことに思わぬ価値がありました。より大阪に対して思いが深くなったような気がします。ハルカスのような近未来的な立体都市がある一方で、老朽化した建物やシャッター商店街がいつの間にかあちこちにあることが長い平成のデフレトンネルを超えた出口だったのは残念です。
それに追い打ちするように「新型コロナウィルス」のパンデミックがとどめを刺そうとしているところにロシアとウクライナ問題による多極化などなど。このブログでは滅多に政治や経済のことは書きませんが「明るい未来を応援する」をテーマとしているのでここ数年で辛い方が増えているのではと感じています。どんなに難しい問題や困難があってもどこかに解決策はあります。一緒に一生懸命に考えればなんとかなると信じています。ポジティブに考えることがとても大切なことだと思います。
記:桃太郎
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