長浜八幡宮は延久元年(1069)に後三条天皇(1034-73)が平安時代の武将・源義家(1039-1106)の強い願いを聞きいれ、石清水八幡宮(八幡市八幡高坊)を勧請したのが始まりといわれます。
そして長浜八幡宮の祭礼に曳いた「長浜曳山祭の歴史」は、のちに戦国の乱世を統一する羽柴(豊臣)秀吉(1537-98)によって始まりました。
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長浜曳山祭は、長浜八幡宮(長浜市宮前町)の祭礼として世界に誇る祭りのひとつです。江戸時代の伝統工芸を結集した飾金具や彫刻、絵画で彩られ「動く美術館」とも呼ばれています。
曳山の上で演じられる「子ども歌舞伎」も長浜曳山祭の醍醐味で、山組の中から選ばれる男子によって演じられます。曳山の豪華な装飾品とともに、子どもたちの華やかな姿と名演技は、多くの人々を魅了します。
曳山博物館 Photo
おわりに
ユネスコ無形文化遺産「長浜曳山祭」の実物の山車を4基収蔵してあります。また、3ヶ月交替で2基ずつ展示が替わるようです。「長浜曳山祭」は知っていましたが、男の子による「子ども歌舞伎」が華やかであることはこの博物館での映像を観て初めて知りました。
長浜市には歴史があります。浅井長政と織田信長、羽柴秀吉合戦の小谷城跡など、浅井三姉妹の生涯に思いをはせることもできます。また、冬の盆梅展や桜の長浜城などもあります。地ビールやグルメも多くありますので観光するのにはとても良いところです。
記:桃太郎
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