淡路人形浄瑠璃

プライベート
淡路人形浄瑠璃資料館
淡路人形浄瑠璃資料館HP 淡路人形浄瑠璃の歴史

 淡路人形浄瑠璃は、江戸時代には徳島藩主の蜂須賀(はちすか)氏の保護もあって大いに繁栄し、18世紀前半の享保・元文(きょうほう・げんぶん)のころには淡路島に40 以上の人形座がありました。
 しかしその後減少し、現在、活動しているのは 「淡路人形座」 ただ1座になってしまいました。
 淡路人形浄瑠璃資料館は、昭和40年代半ばで活動を停止していた「淡路人形浄瑠璃の名門:市村六之丞座」の人形・道具等一式をゆずり受け、平成2年に淡路人形発祥の地(江戸時代の三條村)に開館しました。

淡路人形浄瑠璃資料館 Photo

おわりに

 淡路人形浄瑠璃の伝統を受け継ぐただひとつの人形座「淡路人形座」はあわじ市福良港に専用劇場があります。定時公演時間は45分ほどです。コロナ渦で講演も中止されていましたが、感染防止処置を講じながらやっと公演を再開できています。
 南あわじ市に訪問される際は一度でいいので古来の伝統演劇を観られるのもよい思い出になると思います。普及や振興のために後継者の育成にも努力されているようです。是非、応援したいものです。

 記:桃太郎

コメント