石舞台古墳は、横穴式石室を持つ方形墳で築造は7世紀の初め頃と推定されています。古墳上部の封土は失われ巨大な天井石が露出した姿になっています。
被葬者は不明ですが、6世紀後半にこの地で政権を握っていた「蘇我馬子の墓」ではないかといわれています。
昭和8年と10年に本格的な発掘調査が行われ、玄室の長さ7.7m、幅約3.5m、高さ4.7mで大小30数個の花崗岩(かこうがん)が使用されています。石の重さは北側が約64t、南側が約77t、総重量は約2,300tという大規模な古墳であることが判明しています。
石舞台古墳とお土産・レストラン
創業明治十一年 大和名物[だんご庄 坊城本店]
「いにしえと今を結ぶ!」飛鳥・・・。
新型コロナウィルスが拡大する前に訪問して以来、久しぶりに訪問しました。以前は石史などをいろいろと歩きながら見ましたが、今回はとても暑かったので「石舞台古墳」だけにしました。
以前訪問したころのお食事処やお土産屋さんは全く変わっていませんでした。「石舞台古墳」へ行く前に昼食で「そうめん定食と古代米のおにぎり」を食べてひと休みしてからいざ出発!
築造は7世紀(西暦700年頃)で1,300年以上も前だったにもかかわらず、荘厳に古墳が存在することに不思議な気持ちを感じます。築造から今日まで周りの囲い土は風化し、盗掘され、戦争もあったにもかかわらずそれでも魅了し続けています。古人(いにしえびと)は永久(とわ)に残したかった古墳だったのでしょう。すごいエネルギーだと思います。
帰路途中に「だんご庄」で有名な団子を購入しました。普通の「きなこ団子」ではなく、とても美味しかったです。お近くにお寄りの際はどうぞ!
記:桃太郎
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