天空のお花畑 伊吹山[標高1,377 m]

プライベート
伊吹山山頂

 伊吹山(いぶきやま〈いぶきさん〉)は、滋賀県米原市、岐阜県揖斐郡揖斐川町、不破郡関ケ原町にまたがる伊吹山地の主峰(最高峰)標高1,377 mの山です。山頂部は滋賀県米原市で滋賀県最高峰の山であり、琵琶湖国定公園に指定されています。

 山頂部の高山植物または亜高山性植物イブキトラノオ、メタカラコウ、マルバダケブキ、ニッコウキスゲ、サンカヨウ、キオン、コキンバイ、ノビネチドリなど
 分布の西南限となっている種イブキフウロ、エゾフウロ、グンナイフウロ、ハクサンフウロ、キンバイソウ、イワシモツケ、ヒメイズイ、イブキソモソモなど
 日本海側要素の植物イブキトリカブト、オオカニコウモリ、オオヨモギ、スミレサイシン、ザゼンソウ、ハクサンカメバヒキオカコシ、ミヤマイラクサ、エゾユズリハ、ハイイヌガヤ、タムシバなど
 伊吹山の固有種コイブキアザミ、イブキアザミ、ルリトラノオ、イブキコゴミグサ、イブキレイジンソウ、コバノミミナグサ、イブキヒメヤマザミ、イブキハタザオ、イブキタンポポなど
 石灰岩地を好んで生育する植物イチョウシダ、クモノスシダ、ヒメフウロ、イワツクバネウツギ、イブキコゴメグサ、キバナハタザオ、クサボタンなど
 南方要素の植物ギンバイソウ、ミカエリソウ、カキノハグサなど

伊吹山 開花情報
伊吹山ドライブウェイWeb

 伊吹山には十数年ぶりに登りました。今回驚いたのは登山途中に数か所に鉄柵扉があり扉を開けなければ中には入れないようになっていました。また、山頂に近づくにしたがって高山植物(花)がたくさん自生しているはずでしたが、ほとんどありませんでした。
 登りは「西登山道コース」を選択しました。山頂でも山小屋付近では花は「鉄柵」に囲まれた部分のみにはありましたが期待したものではありませんでした。
 山小屋の店主に尋ねると、ここ数年の間に「野生鹿」によって「花々は食い荒らされ、花々の芽」は踏みつけられて伊吹山ならではの「お花畑」を見ることはできなくなったとのことでした。いゃ~ぁ残念です。私たちもドライブウェイ途中で「鹿の親子」を見ました。野生の鹿が生息しているかぎりは元にもどることはありません。
 田畑での猪(いのしし)や野生鹿の被害を良く聞きますが、残念やら悲しいやら、共存共栄は無理なんでしょうね。でも、天候の変わりやすい季節に伊吹山に登れたことはとても楽しかったです。下は37.0℃にもなるのに伊吹山山頂は19.0℃程度で涼しかったし、コンビニで買ったおにぎりだけども味は別格でした。
 下山はまだ少し花が残っているということで「中央登山道コース」でおりました。結構、ひざにダメージあるコースでした。下山後にはスカイテラス伊吹山(売店)で登頂写真を提示すればタオルハンカチをいただけますので申請をお勧めします。
 楽しかったのでまた登ろうと思います。体力が残っている間に頑張ります!!

 記:桃太郎

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