城下町 岸和田

プライベート

だんじり会館

 岸和田だんじり祭(きしわだだんじりまつり)は、大阪府岸和田市で行われる荘厳な祭です。関西各地で行なわれる「だんじり祭」とは、日本の祭礼に奉納される山車(だし)を指す西日本特有の呼称のひとつです。
 岸和田市北西部、岸和田城下およびその周辺で毎年9月に行われます。しかし、このところのコロナ感染でここ2年間は中止を余儀なくされています。
 1745年(延享2年)に、北町の茶屋新右衛門が大坂の祭を見聞し、牛頭天王社(現・岸城神社)の祭(まつり)に献灯提灯を掲げたいと藩主に願いでて許可されたのが始まりです。岸城神社では、疫病退散の祭として町方の人々が始めたのが起源とされています。

 スピードに乗った「だんじり」を方向転換させる「やりまわし」が醍醐味で、曳行コースの曲がり角は大勢の観客であふれます。また、「だんじり」に施された精緻な彫刻も見所で、休憩時などの停止中に申し出れば見物を許可してくれることもあります。

 もとは関西の地方の祭でしたが、昭和の終わり頃から多くのメディアで紹介されるようになり、いっ気に全国区の祭となりました。近年、「だんじり」を所有する町会がさらに増加しており、規模が拡大しつつあります。同日開催の「春木だんじり祭」と合わせて南北3.5km、東西1kmの範囲で交通規制が敷かれます。これは南海本線春木駅~蛸地蔵駅間の4駅全てが含まれる規模です。観客数は2日間で56万人を超えることもありました。

 岸和田 だんじり会館へ訪問しましたのでご紹介します。大型マルチビジョンによる「だんじり祭」の映像は迫力があり、カッコ良くその歴史の継承はとても素晴らしいことだと思います。是非とも一見の価値ありです。「岸和田だんじり祭」の雰囲気を体感できます。

岸和田だんじり会館
岸和田市本町
[撮影可]

ピントズレ→会館で見てください。
だんじりの飾りやひと
出典:岸和田だんじり会館[大型マルチビジョン]ちょっとだけ!

岸和田城

 岸和田城(きしわだじょう)は、大阪府岸和田市岸城町にあった城です。別名千亀利城(ちきりじょう)。江戸時代には岸和田藩の藩庁が置かれました。本丸庭園は国の名勝、城跡は大阪府の史跡に指定されています。本丸および二の丸一帯は千亀利公園(ちきりこうえん)として岸和田市が管理しています。
 今回は、城内までは入場できませんでしたが四季を通じて整ったきれいな城で岸和田の名城となっています。

岸和田城(KISHIWADA CASTLE)
岸和田市岸城町

天守閣

 岸和田市や堺市は歴史があり、威勢のいいかっこいい町でした。また、海の幸や山の幸が豊富にあり、四季折々食菜にも豊かなところです。
 機会がありましたら、岸和田の文化に触れる価値はあると思いますので是非!

 記:桃太郎

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