大阪市内にある菖蒲園として広く市民に親しまれている「城北菖蒲園(しろきたしょうぶえん)」は、昭和39年5月に開園した回遊式庭園形の菖蒲園で、面積約13,000平方メートルの敷地に、江戸系・伊勢系・肥後系の三系統の「花菖蒲」約250品種、約13,000株を栽培しており、花期は5月下旬より6月下旬頃です。
[系統名・特徴・品種]
- 江戸系 性質は強健で葉先より花が抜きんじて咲く。品種も多く花形の変化に富む。庭園用としてよく栽培される。(紅千代鶴・揚羽・村雨・日の出鶴)
- 伊勢系 葉先に見えかくれして咲く。淡色が多く花の姿がやさしい形をなす。(涼風・伊勢千歳・青柳染・新真鶴)
- 肥後系 大輪で豪華な花形をなし、花色は濃い目が多く、鉢植用に適している。(灘潮・千鳥・玄海・紅唇)
まだ、6~7分咲きくらいでこれから満開を迎えるタイミングでした。訪問時期としては花菖蒲は桜のように一度に咲くわけではなく、少しずつ一本ずつ咲きますので「ちょうど見頃かな?」(花びらに力がある頃)ではと思いました。
花菖蒲や紫陽花に種類がこんなにあることは初めて知りました。いろいろと興味を持つことって大切ですね。「幻(まぼろし)」と言われるものもあるとか?
花菖蒲とそのほか
紫陽花とそのほか
梅雨まじか、この日も雨が降ったりやんだりしていましたが、大勢の方が来園されていました。きれいな花をみると「心が和む」のは人間だからこそと最近は思い始めています。
記:桃太郎
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